本ページの目次
- MT4とは?
- FX自動売買にMT4を使うメリット
- MT4でFX自動売買を始めるまでの手順
ここではMT4(MetaTrader4)の使い方をまとめています。
プロが当たり前のように使っているMT4について「一体どんなツールなの?」「どの業者のが良いの?」「使い方が難しそう?」などと思っていないでしょうか。
MT4のインストール、設定、運用ノウハウから、EAの探し方、バックテスト、最適化、VPS、FX業者の選び方まで、MT4でFX自動売買を始めるまでの手順をご紹介します。
MT4とは?
MT4(MetaTrader4)は、ロシアのソフトウェア会社「MetaQuotes社」が開発した無料ソフトで、世界で最も多く使われているFX自動売買のツールです。
カスタマイズ性が非常に高く、一般的なインジケーターを表示させることはもちろん、開発さえしてしまえばオリジナルのインジケーターを表示することもできます。
さらに、自動売買をセットすることで、インターネットに接続しているパソコンにインストールして24時間稼働させておけば、私たちが仕事している間も、寝ている間も24時間休むことなく、FX取引を自動で行なってくれます。
ただ、MT4をパソコンにインストールするだけでは自動売買はできません。
EA(エキスパート・アドバイザー)と呼ばれるシステムを、MT4にセットすることで、自動売買を行えるようになります。
ここでは、MT4を使うメリットや、実際にMT4を使って自動売買を始めるための手順を解説していきます。
FX自動売買にMT4を使うメリット
MT4で出来ることは非常に多岐に渡っていますが、最大の特徴は「自動売買ができる」という点ではないでしょうか。
自動売買サービスを使って行う方法をありますが、ここではより柔軟に対応できるMT4を使ったFX自動売買について3つメリットをお伝えしていきます。
1つのMT4で複数のFX会社の口座にログインできる
通常トレードする時はFX会社から提供されたチャートを見てトレードしなければいけません。FXトレードを本格的に行っていくと、リスクヘッジのために口座を何個も用意するなんてこともしていかなければいけません。
特に、1つの口座で複数のEAを起動したり、システムトレードと裁量トレードを1つの口座で行ったりしてしまうと、システムの関係上不具合が発生してしまう可能性も高いので好ましくありません。
そのため、いくつか口座を持っているという方がほとんどです。中には、通貨ペア毎に専用のEAを起動させるために10以上の口座を使い分けている、という人も少なくないでしょう。
また、使うFX会社によってプラットフォームが違いますので、混乱してしまうこともあるでしょう。
ですが、MT4はどの会社においても「MetaQuotes社」製のものを利用しています。MT4をダウンロードする会社が違っていても、「サーバー情報」や「アイコンのデザイン」が違うだけで機能は全て同じです。
ですので、1つのMT4でログインし直すことで一元管理することが可能で非常に便利になっています。
また、「1回1回ログインしなおすのが面倒だ!」という方のために、1台パソコンでMT4を複数立ち上げる方法もご紹介しています。ぜひ以下のリンクからご覧になってみてください。
自動売買プログラムの種類が豊富
MT4は世界で最も多く使われているFX自動売買のツールであることから、オリジナルテクニカル指標はもちろん、EAの種類・数が圧倒的に多いのも特徴です。
国内でもEAの販売ポータルサイトは整備されており、既にマーケットに無数に共有・販売されている優秀なEAを探してダウンロードして使うことが可能です。
さらに、独自の取引ルールをEA作成業者に依頼してプログラミングしてもらって使うなどと行った、様々な使い方ができます。
自動売買プログラムを自分好みに設定できる
一般的に、FXの自動売買はMT4を使う他にも、自動売買サービスを提供しているシステムトレードの会社を利用する方法もありますが、これらのサービスでは各プログラムの設定(利確値や損切値)を変更することはできません。
一方で、MT4で動かす自動売買プログラム(EA)は、Lot数といった所定のパラメータで設定を変更することができます。
また、過去の為替データをもとにバックテストでシミュレーションをすることもできるので、変更したパラメータで直近の相場でテストをしてみて、今の相場に合った値に変更するなんてことも可能になります。
MT4でFX自動売買を始めるまでの手順
それでは、実際にMT4で自動売買を始めるまでの手順をご紹介します。
理解をすれば簡単に利用することができますので、しっかりと確認をして自動売買を行っていきましょう!
1.24時間稼働可能なPCを準備する
MT4でFX自動売買を行うためには24時間動かすことができるPCが必要です。万が一、準備できない場合は「VPS」というサービスもあるのでご安心ください。「VPS」については別ページにてご紹介しております。
2.MT4対応のFX業者で口座を開設する
現在、MT4に対応しているFX会社は、国内外に多数あります。その中から自分にあった条件の会社を選び、実際に取引を行うための口座開設の申請を行います。
総合的に見てオススメしているFX会社の紹介と開設手順をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください
3.MT4をインストールする
MT4を24時間稼働させるPCと、取引を行うための口座準備ができたら、MT4をインストールします。
MT4が利用できる会社では、MT4をインストールできるように準備がしてありますので、そちらからインストーラーをダウンロードしてMT4をインストールしてください。
4.EAを入手する
実際に利用する自動売買プログラム「EA(エキスパート・アドバイザー)」を入手します。入手先については、詐欺システムなどを掴まされないように、信用のあるところから入手するようにしてください。
5.EAをMT4にセットする
EAを入手したら、MT4にセットしてFX自動売買を開始します。
6.EAを試してみる
EAを試す方法としては、「デモ口座で試す」「テスターを使ってためす」「少額からスタートさせる」といった方法があります。必ずテストを行い、本格的に運用するようにしましょう。
また、損失を防ぐためにも、開発者より推奨しているLot数などの設定については、始めは必ず守るようにしましょう。
7.EAを使って自動売買を行う
すべての準備が整ったら、後は「自動売買」のボタンを押して運用をスタートさせます。
万が一、資金がマイナスになってしまっても、全ては自己責任となりますので、自動売買だからといって決して何日も放置するということはせずに、しっかりと管理しながら運用を行ってください。
以上のような流れを踏んでFX自動売買を行います。
難しい操作などほとんどなく、早ければ自動売買をしようと思い立った翌日から運用を開始することも可能ですので、しっかりと理解をして、FX自動売買を始めてみましょう!
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